看護医療専門学校受験 >> よくある質問FAQ @
勉強や受験に関する不安や疑問
大学・短大・専門学校の違いはなんですか?
●大学(文科省管轄)
・4年課程(卒業までに必要な単位数124単位以上)
・卒業後は一般大学同様に学士という学歴が得られ、民間企業への就職もある。
・看護系の場合、大学のカリキュラムによっては、保健師・助産師・養護教諭・衛生管理者などの国家資格の同時取得が可能。看護教員になる人もいる。
・一般教養科目が充実しており、幅広い学習ができる。
●短大(文科省管轄)
・3年課程(卒業までに必要な単位数93単位以上)
・保健師・助産師学校へ進学する人もいる。
・国家試験合格率が80%前後
・授業形式が生徒に考えさせる要素が強い
・学歴が短大卒になる。短期大学士の称号が得られる。
●専門学校(厚労省管轄)
・3年課程(卒業までに必要な総授業時間数1700時間以上)
・実習が充実(全カリキュラムの約3分の1の時間数)。
・実践的な実技・知識の習得の場という要素が強い。
・卒業後は附属病院、関連病院へ就職する傾向が強い。
・国家試験合格率が98%前後
※4年課程で看護師と保健師の免許を同時所得できる学校もあります。
受験に際しての学校選びのポイントは何ですか?
学校選択のポイントをいくつか簡単に紹介すると
(1)入試科目:一般に看護専門学校は2〜4科目入試、私立医療系は1〜3科目入試で出題、レベルも平易。大学・短大・国公立医療系専門学校は入試科目が多くレベルもやや高い。入試科目の変更が競争率に影響することもある。
(2)合格レベル:偏差値が目安となるが、専門学校の場合、試験日が他の学校とどう重なるかなどで変化を受けやすい傾向がある。また競争率も、その年の入試日程や入試科目(の変更)など様々な要因によって変化する。
(3)試験日:秋口から順次募集要項が発表される。複数の学校で試験日が重なることもあるため、注意が必要。
(4)就職先:看護学校選び≒就職病院選び。病院以外の就職が希望なら大学・短大のほうがよい。また国家試験合格率も確認しよう。
(5)授業内容:厚生労働省の規則が変更され、学校ごとに自由にカリキュラムを組める割合が大きくなった。どんな勉強ができるか確認しよう。
上記のような内容と自分の成績を加味して、目標校1〜2校、実力相応校2〜3校、すべり止め1〜2校ぐらいを目安に学校を決めましょう。看護学校は学校数が多いので、併願作戦が合否に与える影響は小さくありません。